Writer's Value #ライバリュ - Vol.9
こんにちは、チキンです。
Twitterやメディアで他のライターさんを見かけると「この人のメインの活動はなんなんだろう?」って思うことありません? 僕はめっちゃあるんですよ。逆にいえば僕も「チキンって結局なにメインのライターなの?」と思われてそうなので、今回は戦略会議室での活動報告を厚めにお届けします。
前半のニュースもてんこ盛りですよー!
「気になる・勉強になる」ニュース
このコーナーでは、配信日前後の「気になる・勉強になる」ニュースを取り上げます。今すぐ使えるテクニックだけではなく、いずれライター活動に影響しそうなお話を独自の視点も交えてお届け。今回ご紹介するのは以下6つです。
ー◇気になるニュース◇ーーーーーーー
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【初芝さん】ライターがスキルを活かしてマネタイズする三つの"風変わりな"方法
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【じきるうさん】なぜライターは「書くのが嫌い」なのか?
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【人間編集部さん】アルファツイッタラーのネタツイ道場
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【竹村俊助さん】フィードバックの達人
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【SEOJapanさん】Googleのジョン・ミュラー氏による、57のSEOについてのアドバイス
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【THEOWNERさん】「商品名」を決めるためのポイント5つ
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年明け直後はニュースが少なくてヒヤヒヤしたのですが、今回は紹介したい記事がかなり多いです。気になるものがあればぜひチェックしてみてください。
【初芝さん】スキルを活かしてマネタイズする"風変わりな"方法
今回最初にお伝えしたいのは、初芝さんのnoteです。
本記事は、2020年に900円で出した有料noteを無料で公開してくれたもの。ライティングスキルを軸にマネタイズする方法を3つご紹介してくれています。
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①企業の広報ライターになる
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②電子書籍を出版する
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③ゴーストライターをする
このnoteの冒頭で「ライターのスキルは文章を書くだけではない。もっと価値を生み出せる能力がある」と書きました。これはもっと踏み込むなら、「対象の価値にレバレッジをかける力がある」ということです。
初芝さんの発信はいつも、ライティングスキルの新しい活かし方に気づかせてくれます。今回のnoteも数年前のものですが、今でも通用する方法ばかり。
紹介した三つの方法で説明するなら、
①企業の広報ライター
⇨傾聴力・分析力・構成力を使って企業の魅力を引き出す
②電子書籍
⇨企画力・マーケティング能力を使って新しい商品を生み出す
③インフルエンサーのゴーストライター
⇨引き出し力・企画力を使って新しい商品を生み出すorその人の魅力を引き出す
ライティングスキルを使って活動範囲を広げていきたい方は、ぜひチェックしてみてください。
【じきるうさん】なぜライターは「書くのが嫌い」なのか?
ふたつめにご紹介するのは、読み物系のコンテンツです。ライター歴8年のじきるうさんによる「ライターにとっての書くこと」「ライターにとっての喜び」がとても共感できる内容です。
「記事を書くのは辛いけど、取材はたのしいからなー」
「企画の打ち合わせが楽しくて仕方ない。これだけ永遠にやりたい」
「書いた記事がバズったときは脳汁出る。これのためにライターやってる」
「自分の書いたSEO記事で検索1位をとったときはやっぱ嬉しいよね」
「クライアントや読者の喜ぶ顔が見たくて書いてる」
「請求書を出すときが一番楽しい」
そうなんです、記事を書くことではなく、その「周辺」や「書いた後」に喜びを感じている人が妙に多いのです。
何年もライターを続けている人って”ばけもの”なんじゃないかと思うことがありますが、わりと似た感覚を持っていると知れて安心できる記事でした。
【人間編集部さん】アルファツイッタラーのネタツイ道場
みっつめは、面白そうなイベントを見つけたので、そのシェアです。
第3回目は、「ツイッターでバズりたい!」という人のための講義です。日々、ネタツイを量産しているアルファツイッタラー※の5歳先生とヨッピー先生をゲストに「アルファツイッタラーのネタツイ道場」を開講します。
今回は、面白くなるノウハウを学ぶだけでなく、事前に募集したツイートを先生に添削していただく予定です。「添削されたい!」という方は、応募時にTwitterアカウントを記載してください。
ライティングスキルがゴリゴリ上がる瞬間は、適切なフィードバックを受けたときだと思うんですよね。5歳さんやヨッピーさんのような歴戦のライターさんに添削してもらう機会ってそうそうないんじゃないでしょうか。活用したいイベントです。
【竹村俊助さん】フィードバックの達人
ちょっとレベルが高い話ですが、フィードバックについて書かれた竹内さんのnoteをご紹介します。
編集者としても有名な竹内さんが、お仕事でのライティングに関しては柿内さんに添削してもらうとのこと。そのさい客観的にフィードバックをもらうらしく、そのありがたさについて書かれていました。
「この一文はいらないんじゃない?」とか細かい部分を指摘されると「私はそうは思わないですね」みたいなになりがちです。
でも「読者としての感想」を言われたらこちらは何も言えません。
なぜならまぎれもない「読者」がそう思っているからです。「読んだ人はそう思うよ」というフィードバックを受けると、こちらは直さざるを得ない。そしてポジティブな気分で直すことができます。「より伝わるように、よりおもしろくなるように変えよう」というモチベーションにもなるんです。
正直けっこうレベルが高い話だとは思います。文法や最低限のルールを守ってからじゃないとこんなフィードバックはできません。とはいえやっぱり読者としての感想は書き手にとって大事ですよね。頭の片隅に置いておきたい記事でした。
【SEOJapanさん】Googleのジョン・ミュラー氏による、57のSEOについてのアドバイス
SEOについて、有益な情報がぎゅっと詰まった記事が公開されました。
すっごいざっくり言えば、SEO担当者さんからの質問にGoogleの中の人が答え、そのやりとりを日本語に翻訳してくれた記事です。
つまりここで紹介されている57のアドバイスは、公式の発言であり、Twitterで「SEOに詳しい人」が語る話よりもよっぽど信憑性が高いといえます。
一方で、現場レベルで見れば辻褄が合わないと感じることもあるでしょう。
自分で試してみる>本記事の内容>巷のSEO情報の順番で信じる方がいいんじゃないでしょうか。とりあえず、SEOの試作を考える上で重要な判断基準にはなる記事です。ライターとして一度は目を通しておきたいですね。
【THEOWNERさん】「商品名」を決めるためのポイント5つ
キャッチコピーを作る際に参考にしたい記事を見つけたので、シェアします。
一般に、商品がヒットすると、後発品が参入してきて、さまざまなブランドが乱立するようになります。しかし後発品で入り乱れる状況となる前に、そのカテゴリーの代名詞となっていれば、その商品はシェアNo.1の座を奪われることなく、ロングセラーとなることが経験上わかっています。
そのため、いちはやくカテゴリーの代名詞となるように、商品名はできるだけカテゴリーを連想しやすいものにすることが秘訣なのです。
商品名やキャッチコピーを作る際に意識するべきポイント、そのやり方までかなり詳しく解説されていました。
最近ブックマークしたツイート
ここは、前回の配信以降にブックマークしたツイートのなかから、ライティングに関係のあるものを一気に並べて紹介するコーナーです。ツリー形式になっているツイートもあるので、気になるツイートがあればぜひTwitterで開いてみてください。
「読まれる記事を書けるか」です。
PVがとれるという意味でもそうですし、読了率が高いという意味でもそう。顧客獲得のためのLPやSEO記事でも、当然読まれる必要があります。
読まれない記事を求めるクライアントはいません。
つまり両方入れたほうがいいっすね。
これに沿って構成を組み立てるだけで、ブレのないSEO記事が書けます。
無料でダウンロードできます。
よろしければ!
(ダウンロードリンクはリプ欄にあります🦀)
チキンの戦略会議室
このコーナーでは、チキンが最近取り組んでいること、成功したことや失敗したことを赤裸々にご報告します。
前回配信日から今日までに起こった変化を3つに絞ってご紹介します。
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課題は、ライティングの価値を伝えることだ…
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ライター自身に紐づく実績が重要そう
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スキルの展開か、深堀か
現在進行形の悩みや気づきなので、まとまりのないボヤッとした内容が多いです。ここから先は学びというより、読み物としてお付き合いくださいませ。
課題は、ライティングの価値を伝えることだ…
先日ツイートもしたんですが、ライティングの価値って、どうやって伝えるべきかなと改めて悩む出来事がありました。
「これでいきましょう」となると思いきや、何か引っ掛かる様子、もう一度話し合うことに
課題は明確で「嬉しい未来」「ヤバイ現在」どちらかを見せれていない。伝える力不足、反省
「新しい事業を開始し、オンラインで認知をとりたい」と相談を受け、提案して話もかなり盛り上がったけれど、その場で「GO !」とならなかった感じです。
引っかかったポイントはなんとなくわかります。「◯件のツイートを作成」「◯千文字の記事を◯件納品」と伝えたときから、空気が変わりました。
ライティングに深く関わっている僕らからしたら、同じ2,000文字の記事でも素人の文章とプロの文章、どれだけ伝わりが違うかわかっています。
しかし一般的には2,000文字の記事と言われて、その内容にどれだけの差が出るかわからないですよね。
「◯千文字◯件納品」とは、プロ同士だから通用する話し方なのだと痛感しました。ライターのポートフォリオも、素人が見たらおそらく違いがわからないはずです。
決してバカにしているわけではなく、相手によって伝え方を変えるっていうのもプロの仕事だと思うんですよね。
今回の失敗を活かして、別の数字で価値を提案できないか模索していきます。
ライター自身に紐付く実績が重要そう
ありがたいことに、電子書籍プロデュースのご依頼をいただきました。
出版に向けて頑張ってきます。
さて、今回ニュースレターの題材としたいのは、自分自身の実績になる案件の積み上げについてです。SEO記事の執筆といった案件が多い仕事とは別に、自分オリジナルのサービスを作るのはかなり重要そうだなと実感しています。
電子書籍出版プロデュースについては、僕のオリジナルサービスです。編集プロダクションや広告代理店を通さずに「出版したい」と考えているひとと直接繋がれています。
直接つながることで「チキンさんにお願いすることにしました」「担当することになりました」と情報発信ができています。これ、めちゃくちゃすごくないですか?
有名なメディアや、インフルエンサーさんの発信に関わることがあっても、僕らは名前が出せないことが多いですよね。依頼主が引っ張り上げてくれるのを心待ちにするのが普通だと思います。
一方で、自分のオリジナルサービスなら、活動報告がしやすいです。依頼主の周囲の人も気にしてくれるのを感じます。信頼構築と認知拡大の両方を狙っていけないか、戦略を練っております。
スキルの展開か、深掘りか
先輩フリーランスに声をかけていただいて、ホームページ制作の勉強をさせてもらうことになりました。今後は「ライティング + ワードプレス立ち上げ」のスキルセットで戦えるようします。
でも実はね、結構迷ったんですよ。ワードプレス立ち上げのスキル、必要かな…って
「ライティング × ◯◯」を作りたがる人は多いように感じますが、僕はわりと疑問視しているほうです。ライティングって学ぶべきこと多いから、浅いスキルを横展開するよりも、ライティングを深掘りして、スキルごとに外注先のパートナーを見つける方がいいんじゃないかなと考えていました。
なので今回、迷ったんですよ。断るべきかなとも思いました。迷いましたが学んでみることにしました。サイト制作ができるライターになります。
フリーランスとして生きていくからには、目の前の選択肢に責任をもつ必要があると思います。サラリーマンと違って、断る自由がある分、選んだ道を正解にしていかないと生き残れないんじゃないかなと。
今回の選択も、必ず正解にしてみせます。
質問にお答えするコーナー
前回の配信でもお伝えしましたが、質問を受けてみたくて質問箱を作りました!
現在までの質問数は、見事にゼロです!
どうしたみんな!?シャイなのか!?
人助けだと思って質問くれたら、喜んで答えます!
ハッシュタグ「#ライバリュ」で感想をお聞かせください!
このニュースレターが少しでも参考になったり、得るものがあれば、感想を聞かせてもらえると嬉しいです。Twitterにて「#ライバリュ」でツイートしていただけたら喜んでリツイートします。こっそり感想を言いたい方や何か相談がある方は、お気軽にDMくださいませ。
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