Writer's Value #ライバリュ - Vol.8
#ライバリュ は、今回から配信サービスを変更してお届けします。日本生まれのサービスから配信しますので、各種ボタンや手続きも日本語になりました。読者さんにとって使いやすくなっていたら嬉しいです。
それでは、今回の配信をスタートします!
「気になる・勉強になる」ニュース
このコーナーでは、配信日前後の「気になる・勉強になる」ニュースを取り上げます。今すぐ使えるテクニックだけではなく、いずれライター活動に影響しそうなお話を独自の視点も交えてお届け。今回ご紹介するのは以下2つです。
ー◇気になるニュース◇ーーーーーーー
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【東洋経済オンライン】3万PV→2億の編集メソッド
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係受けの距離を減らすことで、構文解析の負担が減る
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1.【東洋経済オンライン】3万PV→2億の編集メソッド
2022年現在、月間2億PVを超えるアクセスがある東洋経済オンライン。その編集長である武政 秀明さんへのインタビュー記事が勉強になったので、シェアします。
「いいコンテンツを作る、そしてそのコンテンツをきちんと届ける」というよく聞く結論から始まる本記事。本質的かつ抽象的である結論にはじまり、だんだんと具体的な内容が掘り下げられていきます。
記事が読まれるかどうかが決まる5つの要素、タイトルの持つ威力、魅力的なテーマの作り方、成果を出すための習慣。それぞれ段落ごとに学びのある記事でした。
特に、記事の後半である以下の文は、ライターとして今日から取り組める習慣ではないでしょうか。
読者が求めているものをキャッチすべく取り組んでいることはありますか?
読者と同じ行動をとること、ですね。(中略)流行っている場所には足を運びます。能動的に情報収集するというよりは、日々の暮らしのなかで目に飛び込んでくる情報を意識的に見るようにしていますね。
ライターより1段階上のレイヤーである編集者の目線を知れる記事でした。
2. 係り受けの距離を減らすことで、構文解析の負担が減る
Twitterで流れてきた係り受けに関しての話題に共感したので、シェアします。
以下のツイートの画像がわかりやすいかもしれません。
要するに、主語と述語は近づけたほうが読みやすいよという話。文章術系の本には必ず書かれているポイントです。主語と術後の間に修飾語が入っていると、読者が内容を理解するのに負担がかかるんですよね。
主語と術後の距離について、僕は自己流のチェック方法があります。自分の文章に蛍光ペンや太字などで装飾をおこなったとき、装飾部分が短いほど良い。と判断しています。
主語と術後が離れた文章に蛍光ペンを引くと、ダラダラとながい線になる気がするんです。国語的に分解するのはまだまだ難しく修行中ですが、文字装飾という判断はけっこう使えるんじゃないかなと考えています。
ブックマークしたツイート
ここは、前回の配信以降にブックマークしたツイートのなかから、ライティングに関係のあるものを一気に並べて紹介するコーナーです。ツリー形式になっているツイートもあるので、気になるツイートがあればぜひTwitterで開いてみてください。
個人的には、SEO知識がコンテンツのノイズになる可能性もあるので重要視していない。
ただ、効率や速報性を意識したメディアなら必要な場合もたしかにあるが…と簡単には語れないなあと。
問いを立てず、目につく差を洗い出した無価値なレポートが多い
正しい使い道は下記の2つだ
1) 自社が負けている部分を強調し、社内説得に使う
2) 成功している施策を研究し、真似する
弱者を見ても意味がない。強い他業種の方がインプットが多い
無茶振りを断れるだけで、フリーランスの働き方は楽になります。
場合によってはクライアントが「無茶振り」だと気づいてないこともあるので、はっきり伝えるのは大切。
皆さんにとっても面白いツイートがあれば嬉しいです。
チキンの戦略会議室
このコーナーでは、チキンが最近取り組んでいること、成功したことや失敗したことを赤裸々にご報告します。
#ライバリュ 配信サービスの変更
ニュースレターの配信サービスを変更したのですが、お気づきになれらましたでしょうか? レイアウトやデザインを変えたのではなく、配信方法が変わったんです。
これって地味にすごいことなので、メルマガ系の配信って強いなと感じたポイントを書かせてください。今回お伝えしたいのは次の2つです。
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配信サービスの変更に読者のアクション不要
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垢BANされず、読者とのつながりは資産になる
それぞれかんたんに解説します。
1. 配信サービスの変更に読者のアクション不要
はじめにお伝えしたいのは、ニュースレターやメルマガは、配信スタンドを変更しても読者とのつながりが途切れないというメリットについてです。
この度 #ライバリュは「Revue」から「the Letter」に配信サービスを変更しました。SNSでたとえるなら「Instagram」から「Tumblr」に乗り換えたようなもので、発信する媒体をまるっと乗り換えた形になります。
SNSなどで発信媒体を乗り換えた場合、通常はフォロワーさんに新しいアカウントをフォローしてもらわなければいけません。新しいアカウントができたことに気づかないまま、離れてしまうフォロワーさんもいることでしょう。
一方でニュースレターの場合、今回のように読者にフォローし直してもらわずとも配信方法を変えられます。配信サービスの変更に読者のアクションを必要としないメリットは、クライアントに提案するときにも意識したいポイントです。
2. 垢BANされず、読者とのつながりは資産になる
ニュースレター・メルマガ2つ目の強みは、垢BANされないことです。
以前「30,000人の登録者がいるラインアカウントが凍結された」というツイートを見かけましたが、想像するだけで恐ろしい話です。メルマガやニュースレターの場合、読者それぞれが「購買の解除」として配信停止はできますが、配信全体がBANされる心配はありません。
当然ながら、読者の求めていない配信を続けるとメールの開封率が下がり、読者との繋がりは薄くなっていくでしょう。一方で読者と信頼関係の構築を続けられるなら、メルマガはきっと資産になるはずです。
僕自身、#ライバリュ の読者様にとって楽しみになる配信を続けていきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。
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次回の配信は2月1日を予定しています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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